
企業物流では、
「毎週決まった場所へ商品を届けたい」
「急な出荷に対応したい」
「大量の商品をまとめて運びたい」
など、さまざまな輸送ニーズがあります。
そこで重要になるのが、貨物量・配送頻度・納品条件に合った輸送方法を選ぶことです。
今回は「ルート配送」と「トラックチャーター便(貸切便)」の違いと、それぞれが向いているケースを解説します。
ルート配送とは?
ルート配送とは、あらかじめ設定した配送先やルートを一定のスケジュールで回る輸送方法です。
例えば、
工場から複数の店舗へ商品を届ける
物流センターから複数拠点へ定期的に配送する
といった物流で利用されます。
配送先や配送頻度がある程度決まっている企業では、輸送計画を立てやすいことが特徴です。
ルート配送のメリット
ルート配送は、継続的に発生する物流との相性がよい輸送方法です。
主なメリットとして、
・配送計画を立てやすい
・定期的な納品に向いている
・複数の配送先を一つのルートとして設計できる
・継続的な物流を管理しやすい
といった点があります。
一方で、急激な物量増加や大幅な配送条件の変更が発生した場合には、通常の配送計画だけでは対応しにくいことがあります。
トラックチャーター便とは?
トラックチャーター便(貸切便)は、特定の貨物を輸送するために車両を手配する輸送方法です。
他の荷主の貨物との混載を前提としないため、
大量の商品をまとめて運びたい
特殊な形状の貨物を運びたい
通常とは異なる出荷が発生した
といったケースで検討されます。
中一陸運でも、大型トラックによる貸切貨物輸送などを行っています。
チャーター便のメリット
チャーター便の大きな特徴は、貨物条件に合わせて輸送計画を検討できることです。
例えば、
工場から物流センターへまとめて輸送する
設備や大型貨物を輸送する
繁忙期に通常便では足りない貨物を輸送する
といった使い方が考えられます。
ただし、車両を個別に手配するため、少量の貨物では輸送効率が悪くなる場合があります。
そのため、貨物量や輸送距離などを確認したうえで判断することが重要です。
ルート配送とチャーター便の違い
両者の違いを簡単に整理すると、次のようになります。
| 比較項目 | ルート配送 | チャーター便 |
|---|---|---|
| 主な用途 | 継続的な配送 | 個別・貸切輸送 |
| 配送先 | 複数拠点など | 指定した納品先 |
| スケジュール | 定期的 | 輸送ごとに設定 |
| 物量 | 比較的安定した物流向き | 大量・臨時輸送にも対応 |
| 柔軟性 | 計画的な配送向き | 個別条件を相談しやすい |
どちらが優れているというものではありません。
「どのような貨物を、いつ、どこへ、どれくらい運ぶのか」
によって適した方法は変わります。
定期輸送とチャーター便を組み合わせる方法も
企業の物流量は一年中一定とは限りません。
通常期は定期的な輸送で対応できても、
繁忙期
キャンペーン
生産量の増加
臨時出荷
などによって、一時的に輸送量が増えることがあります。
そのような場合、
通常の物流=定期的な輸送
増加分=チャーター便
という組み合わせも考えられます。
一つの輸送方法に固定するのではなく、物量や出荷頻度に応じて使い分けることがポイントです。
輸送方法を選ぶ前に確認したいポイント
物流会社へ相談するときは、次の情報を整理しておくとスムーズです。
・集荷場所と納品先
・配送頻度
・希望する日時
・貨物の種類
・重量・サイズ・物量
・荷姿
・積み込み、荷降ろし方法
特に重量物や大型貨物の場合には、車両だけでなく荷役方法まで確認する必要があります。
また、実際の運行では天候、災害、渋滞、交通規制などによってスケジュールへ影響が生じる場合があります。
輸送だけでなく「保管」まで考える
企業物流を効率化する場合、トラックだけを見直せばよいとは限りません。
商品は、
入庫
↓
保管
↓
流通加工
↓
出荷準備
↓
輸送
という流れで動きます。
中一陸運株式会社は、保管・輸送・流通加工を組み合わせた一貫物流サービスを展開しています。
例えば、
「保管場所も不足している」
「倉庫から工場への輸送を見直したい」
「出荷前の作業と輸送をまとめて相談したい」
といった場合には、輸送方法だけでなく物流全体を見直すことが重要です。
自社に合った輸送方法を選ぶ
ルート配送とチャーター便には、それぞれ異なる特徴があります。
定期的・継続的な配送ならルート配送。
個別条件に合わせた貸切輸送ならチャーター便。
そして物流量が変動する企業では、複数の輸送方法を組み合わせるという選択肢もあります。
中一陸運株式会社は1963年の設立以来、60年以上にわたり物流事業を展開してきました。現在では輸送だけでなく、倉庫保管や流通加工などを組み合わせた物流サービスを提供しています。
「これからもずっと Only One Nakaichi」
中一陸運株式会社は、お客様の貨物条件や物流課題に合わせ、保管・輸送・流通加工を組み合わせた物流サービスを通じて企業物流を支えてまいります。
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